北海道の襟裳岬と言えば、森進一さんの「襟裳岬」が有名ですね。
作曲はなんと吉田拓郎さんです!(知りませんでした…)
印象的なあのフレーズ(大人だけですね笑)の通り、えりもには本当に何もないのでしょうか?
実際に行ってきました。
北海道の襟裳岬見どころは?
襟裳岬は北海道の真ん中の南側に位置しております。
上の画像の「日高」地方の先が尖っているところです。
まず、風の館という施設があります。
この施設は国定公園内にあるので、周囲の景観等に考慮する目的と、すぐ隣にえりも岬灯台があるため、灯台の明かりを遮らないようにということで、地下に埋もれるような形で設計されているそうです。
施設内を(有料)を通って展望台へ行くことも出来ます。
この「風の館」という施設には様々な展示物や「えりも風体験」として、風の強い襟裳岬の風(風速25メートル)を体験できるコーナーもあり色々楽しめると思いますよ。
今回は施設内には入らずに展望台へ進みました。
この辺りを歩いている時はまだ風が弱かったのでぽかぽかして風も心地よい。
展望台に行く道の途中に襟裳岬灯台がありました。
今現在でも現役で頑張っている灯台です。
こちらが展望台です。
この石の看板のおかげで、今の自分の位置と向きがわかりますね。
この時点では襟裳岬らしく風もビュービューすごいです!
すぐ隣には風の館も見えます。
展望台から少し上がったところにこんな碑もあります。
襟裳岬の案内板です。
実は展望台のあるところは岬の先端ではないんですね。
本当の先端はこちらです。
風の館の隣を通って行くことが出来ます。
(けっこう歩くし、風がビュービューだったので行きませんでしたが笑)
岬の先の岩礁のあたりはゼニガタアザラシの日本最大の生息地だそうです。
約300頭位襟裳岬周辺で暮らしているといわれています。
アザラシは一年中見られる様で、出産、子育て時期の4月~6月は可愛い赤ちゃんアザラシも。
展望台からは見えませんでしたが、風の館内から観察出来るそうですよ。
その他にも船やカヤックで見る方法もあるとのこと。
展望台辺りでこんな可愛らしい花も咲いていました。
(何の花なのか調べてみたのですが、そもそもこの状態はつぼみですね。花が開いていないので結局わかりませんでした・・)
写真はないのですが、森進一さんの「襟裳岬」と島倉千代子さんの「襟裳岬」歌碑もあります。
同じタイトル名ですが全く違う歌です。
歌碑には歌詞が刻まれていますが、歌が流れるような仕組みにはなっていません。
出来ればあの場所で聞きたかった・・・
襟裳岬は何もない?
前章でもお伝えした通り、太平洋を望める雄大な景色と、何もかも吹き飛ばしてくれそうな強い風のおかげでなんだかとても清々しい気分になれました。
海はとても広く水平線は丸みを帯び、地球は丸いと感じさせてくれます。
野生のアザラシを見ることが出来るっていうのもなかなかないですよね。
それだけでも素晴らしいものがあると思いますが、北海道えりも町の特産品等を食べさせてくれるお店もありますよ!
ちょっと写真を取り忘れてしまったのですが、襟裳岬に唯一あるお食事処えりも岬観光センターがあります。
こちらはお土産店も併設されており、カニ、ウニ、ツブ、昆布等の海産物のお土産も販売されています。
大きな生簀もあり、新鮮な魚介類がいっぱいです。
地方発送もしているそうなので、たくさんお買い物しても安心です。
食事のメニューは多彩で海産物を中心にした定食や、海鮮丼、お寿司やラーメンや小皿料理など。
他にも昆布の粉がかかった昆布ソフトクリームなんてのもありますよ。(少ししょっぱくて不思議な味です笑)
えりも本町や近隣の町に足を延ばせば選択肢も増えますしね。
襟裳岬の駐車場やトイレ情報
襟裳岬には211台も停められる駐車場があります。
しかも無料ですから嬉しいですね。
ただ、駐車場から展望台までは意外と距離があります。
軽い傾斜もついていますので少し疲れを感じるかも・・・
トイレについてですが、えりも岬観光センター内にもありますが、その他にも大きな公衆トイレが併設されています。
始めてえりも岬に行く人は、お店の中にしかないのかな?と一瞬思うかもしれませんが、ちゃんと別にもあります。
トイレの仕様は洋式で、赤ちゃんのおむつ交換台もあるので安心ですね。
しかし残念なことにオストメイトには対応していません。
まとめ
北海道の背骨、日高山脈が次第に標高を下げていき、太平洋に沈んでいるところが襟裳岬です。
そんなことを感じながら、海と空と風と大自然を満喫してきました。
また来年にでも行きたいと思います。
次はちゃんと暖かい上着を持って(笑)