仕事に向き不向きがあるのは現実です。仕事=人生といっても過言では無いので、自分に合う仕事をするのがBEST!
ですが「石の上にも三年」、続ける事が大切だとする考え方もあるのも現実。
「私は諦めずにやり続けたから現在があります」って事もよく聞くフレーズです。
ならどっち? って事になりますが、どっちにするのか主人公しか決められません。
私たちはそれぞれの人生の主人公ですから、トムソーヤを選ぶかロトになるか、はたまた信長とか戦国系になるのか、
とにかく、営業の辛さを感じている方、一緒に考えてみましょう。
転職するのは逃げなの?
合わない、嫌だ、辛いといった理由で転職するのは考えが甘いのか?逃げているのか?
甘えなのか、逃げなのか、それが分かるにも本人のあなた以外にいません。
つまり、どっちにするかはあなた次第です。
例えば転職をしたとして、十五年くらいたっても彼女もいない、給料も安い、なんなら正職には付きたくてもつけず、バイトの様な仕事をしている。
はたから見ると不幸に見えるでしょう。
それで最初に辞めた会社がある程度有名な会社であれば尚更です。
ですが、あなたの幸せはあなたしか測れません。
はたからどう見えようとあなたが幸せなら、当然その回りの人も幸せになります。
彼女はいなくても親が安心しているとか、友達は一目置いているとか…
あなたが逃げだと思えばそうですし、未来への飛躍の為と思うならそうなのです。
回りにどう見られるかは小さなことで、あなたが幸せな人生を送る事だけが重要な事なのです。
私は転職の経験があります。
それも一度二度ではありません。
ですが逃げたと思った事は一度もありません。
これは逃げなのか? と悩んだこともありません。
特に若い頃に重要視していた事はたった二つ。
給料が良くて、休みが確保されている事(最初に就職した会社は月2回の休みが最大でした)。
それが担保されるなら多少辛い仕事でもOKでした。
つまり、仕事が辛い事はどうでも良いと決めたって事です。
でも、いまのあなたがもし給料も休みもどうでもいいから、楽な仕事を選びたいと心から思うなら、それはそれで正しい事なのです。
ただ一つ、注意しなければならないのは、人は慣れる動物だと言う事です。
最初は楽だと思っていても、それが段々辛く感じるようになります。
楽な仕事は無いと言いますが正にそうで、辛いとか楽だとかのボーダーラインは変化してしまうので、生涯楽な仕事と感じる職業は無いでしょう。
特に会社ならポジションが上がれば責任もついてきますから、最初は楽でも色々と悩みは出てくることでしょう。
私が願うのは、嫌な会社にしがみついて心身に異常をきたしたすようなら、悩む間もなく辞める事を勧めます。
でも、わずかでもその先の人生であの時辞めていなければ… と思う要素があるのなら、もう少し深く考えてみましょう。
営業の仕事が辛いと感じる人とは?
私は営業職が長いので営業の仕事で考えましょう。
私の営業という仕事に対する基本的なスタンスはこんな感じです
(今現在ではなく、若い頃からそうです)
① 若造の自分にとって日常では話す事が出来ない社長とか専務とかと対等に商談ができ、商談以外の人生論とか物の考え方とかをタダで聞けて
更に給料まで貰える素敵な仕事。
② 昨日までなかった売上が自分の能力によって契約と共にうまれる。魔法が無から有を生み出す業であるなら、正に魔法の様な仕事。
③ 自分の売上と給料が一目で確認できる。つまり会社に対しての貢献度や発言力が何時でも、誰でも確認できる透明感のある仕事。
書いていて、自分の単純さが恥ずかしくなりましたが… 根本は今では同じように思っています。
営業が辛いと感じる人の話しはよく聞きますが、その会社は組織の在り方でも大きく変わるので一言では言えませんが、心持ちと言うか考え方はさほど変わらないと思っています。
営業が辛いと感じる人は仕事をやらされている人だと思います。
そりゃそうだ。と思うのです。
言われるがままに新規だ、ルートだ、と振り回され、挙句に数字が上がらないと怒鳴り散らされたり、嫌味をたっぷり言われたりするのですから、辛くならない訳がありません。
私の様な単純な人間なら、指示された事でも自分が決めた事のような気になって「自らやる!」ってなるのですが、それが出来ないから辛いのです。
私は会社から与えられている指示は一つだと考えています。
つまり、数字を毎月毎月上げる事、もしくは期末の最終までにはプラスへもっていく事。
ですから、細かい事は聞いていませんし、気にもしていません。
「今月は未達で終わります」なんて事も平気で言いますし、よく懇親会と名付けられた飲み会もありますが、下戸なので酒は飲みません。
仕事の話しが始まったら酒の席で仕事の話しはしないと席を移ったり、カラオケを歌います。
最近は年をとったので怒られる事はありませんが、若い時から同じですが信念というか、筋というか、言い返す準備はいつもしています。
実際、言い返した事もありますが、分かってくれる人は必ずいるものです。
「大事な仕事の話しを飲んだ席でするのは何事か!」って事です。
飲食店なら回りに誰かが聞いているかもしれませんし、酒の勢いで正確な判断ができるわけが無いのです。
参考になるかどうか分かりかねますが、私が営業訪問時に気を遣っている事を書いておきます。
何かのきっかけになれば幸いです。
① 礼節は一番大切に考えいます。こちらの都合と感じられる表現、嘘や嘘になるような事、間違った日本語、まどろっこしい日本語は使わない事に意識しています。
② ルート営業なら、名刺は出さずに話しを勧めます。
帰り際に相手から「名刺を置いていって」と言ってもらえる内容に意識して話します、
(そのためには有益な情報や知識が必要となります)
③ 仕事以外の共通点を探し出す。(よって仕事の話し3割、その他7割のバランスで会話は進みます)
仕事が嫌で転職、その前に考える事とは?
世の中には転職をした人は沢山、数えきれないほどいます。
成功した人も失敗した人もいるでしょう。
ですがいつも決めたのは自分です。
あなたが幸せになるなら誰も文句は言いません。
陰でいろいろ言われる事なんて、取るに足りません。
陰で逃げたとか甘いとか言われていても、あなたが十年後フェラーリに乗っていれば何とも思わないでしょう。
同じように陰で落ちぶれたとか言われても、得られなかった家族との時間をつくり幸せになっていたら、何とも思わないでしょう。
不幸や惨めさは、外からくる事例ではありません。
あなたの内面でのみ作られるのだと思ってください。
まとめ
仕事は人生、色々と悩む場面もありますが、いつだってあなたには選択をする自由があります。
それはとても幸せな事です。
ちょっと間違うと選択する自由すらなくなってしまうのが人生です。
自分の内面と向き合って幸せに向かって最善の選択をして下さい。
一個や二個間違っても良いじゃないですか。
あなたの人生ですから間違いも後になれば笑いの種にはなるでしょう。
自分の幸せに向かって、明日も頑張りましょう。