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給湯器はガスと電気と灯油どれ?エコジョーズやエコキュートの違いとエネファームやエコフィールについて

投稿日:2017年11月5日 更新日:


日本は言わずと知れた縦長の国です。ですから最北と最南では全く違う国ぐらい気候が違うと私は思っています。

私が住む北海道、特に道東と呼ばれる地域は冬はマイナス20℃を下回ります。夏は平年は数日間で済みますが35℃位になります。

実に気温差は55℃もあるのです。これは全国的にはレアなケースですが、そこに住む人達にとっては毎年の事です。

そこで今回は北海道で新築を考えている方々、また、最新熱源機について考えてみましょう。

一生に一度の事ですので、失敗だと後で思わない様にしっかりと考えましょう。

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給湯器はガスと電気と灯油でどう違う?

住宅エネルギーと機器の組み合わせは以下の通りです。

電気 エコキュート、電気温水器、蓄熱暖房機等

灯油 エコフィール、給湯、暖房ボイラー

ガス エコジョーズ、エコジョーズハイブリット、エネファーム

機器は当然エネルギーで変わってきますので、まずはエネルギーから決める事をお勧めします。

このエネルギーの決定がポイントです。

「単に得になる」だけが判断基準では無いと思うのでしっかり考えましょう。

電気  3.11から私の地域では断然に減っています。もちろん電気料金の値上、オール電化住宅用の料金プランの廃止が原因ですが、これは、元々電気が暖房用のエネルギーとしては、マイナス20℃には立ち向かえないのです。
    
電気料金が安い頃から、オール電化を選んだ方々からは「失敗した」話はよく聞きました。

理由は寒いのです。

灯油ストーブを後で設置した話もたくさん聞きました。

ですが、これは日本の中ではレアケースだと思います。

冬でもマイナスになるかならないか位の地域なら十分だと思います。

灯油  北海道ではタンクローリーで定期的に配達にも来るので、一般的なエネルギーです。

給湯、暖房共に専用ボイラーがあり、実績も充分あるので安心できますが、不安材料は価格変動です。

冬期間であれば月に2~3度値上がりする場合もあったり、高値で落ち着かれると一気に家計を圧迫します。

80円まで位なら気にもならないでしょうが、数年前には100円突破をした時には盗難も多くなり、余計な心配の要因とも言えるかもしれません。

ガス  北海道ではオール電化の衰退とともに、一気に増えているのが所謂、オールガス住宅です。

LPガス、都市ガスの差があります。

LPガスは液化石油ガスで原油由来のガスのため、灯油と同じように値上がりはありますが、灯油のように頻繁ではありません。

ガスストーブは料金が高いとイメージを持っている方もいるでしょうが、エコジョーズ料金で価格を調整しているのが一般的です。

都市ガスについては、都市ガスはガスの種類ではなく供給方法の呼び名ですので、統一したエネルギーの話しにはなりませんが、天然ガスが主流となっていますが、機器についてはLPガスと同じでランニングコストが高いというイメージです。

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どっちを選ぶかは地震の発生頻度などで選ぶのが一般的かと思います。

例えば地震や台風が多い地域だと停電について考えたり、私のように極端に寒い地域だと室温を何度にしたいと具体的に考えるのも良いでしょう。

数十年暮らす家ですから、家族構成も念頭に考えましょう。

エコジョーズとエコキュートの違いは?エコフィールは?

最新機器は大別すると、機器が実際に燃焼する機器と燃焼しない機器に分かれ、またエネファームは同じカテゴリーには属さないと私は考えます。

エネファームは給湯と発電を行う機器で、製品としての次元が他よりも高次元だと思います。

大金持ちなら良いでしょうが一般的な住宅に採用するのであれば、助成金などを調べて賢く選ぶことが一点、そして、単にランニングコストの事よりも、原発に対して一石投じたい!とか、地球温暖化について真剣に考えている! という方以外は現実的ではないと思います。

ちなみにマイナス15℃以下の地域は設置不可だと考えて下さい。

そこで、機器が実際に燃焼する機器と燃焼しない機器について。

燃焼しない機器は、当然ですが電気機器のエコキュートとなります。

ヒートポンプ採用となり北海道で悪名高い蓄熱暖房機より現実的となりました。

パネルヒーターを選択すれば室温も満足出来ると思いますが、やはり燃焼させない機器の弱点はあります。

温まりのスピードが緩やかだったり、あとはランニングコストだったり、給湯においては問題ないでしょうが、暖房については地域を選ぶと思います。

燃焼する機器は、エコジョーズとエコフィールとなりますが、これは潜熱回収型給湯器と呼ばれる製品です。

簡単にいうと、燃焼時に今まで廃棄していた熱は約200℃、これを更に回収して熱源として使用する。

そうすると廃棄熱は60℃まで下がる。

これによって、効率を上げランニングコストや温室効果ガスの削減に一役かうっていう製品です。

同じ燃焼器具ですからエネルギーの差でも考えられます。

私は灯油、ガスを比べると、コストを抜けばガスが優勢だと考えています。

① 製品寿命。灯油機器は液体を気化させて燃焼させますが、元が液体燃料であることからガス機器の方が寿命が長い事。

② 緊急対応。灯油機器の緊急対応を行う会社はないですが、ガス機器は販売会社が保安上の観点から行っているので万が一の時に電話が出来るだけでも安心感がある。

以上の2点でガスの方が上だと感じています。

まとめ

日本は縦長の島国で、その地域地域で想定される天災や過去に経験した天災にも違いがあり、当然気温に伴った危機管理にも差が出る事でしょう。

北海道では冬期間に停電となると生死の問題がよぎってきますが、沖縄では夏に停電となるとそうなる事でしょう。

備えられる事は備えたいですが、コストの問題は必ずついて回ります。

何が優先で、何が最悪なのか、家庭でしっかりと話し合っておきたいと常々思います。

様々な製品やエネルギーはありますが、全てにおいてこれが一番優れている!! なんて製品はありません。どれも一長一短です。

ですから、問題はやはり、どう考えてどう選ぶ。って事を家庭で話し合うべきだと思います。

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