家族同然のかわいいペット達。
そんな家族と幸せに暮らしている日々に、いつ大災害が起こるか分かりません。
いざという時の為に日ごろから出来る準備はしておきたいですね。
今回はペットの防災用に何が必要か?猫を飼っている我が家で準備している物。
そして避難時に安くて便利な手作り簡易ケージを紹介します。
ペットの防災グッズ 何を用意してる?
日本全国どこの場所でもいつ大地震が起きてもおかしくないと言われています。
台風による水害もあちこちで起こっています。
北朝鮮がミサイルを発射したらすぐに戦争が始まってしまいます。
「私の所は大丈夫だろう」
と漠然と感じてる人も少なくないと思います。
私もそうでした。
私が住んでいる地域は昔から地震が多く、震度5強は経験しています。
当時住んでいた場所は地盤が悪かったようで、ピンポイントでみると震度6くらいだったそうです。
それでも地震が多い地域な為、多くの住宅そのものに地震対策がなされていたので倒壊などはありませんでした。(家の中の物は全てグチャグチャになりましたが)
ですので多少の揺れには耐性があるんですね。
ただ、台風はほぼ来ない地域でしたので「水」には弱い。
水害対策はほぼ想定されていません。
それなのに1か月で台風が4個も来たのです。
「そんな大きい台風なんてまさか来ないだろう」
と、きちんとした対策をとっていなかった為に川は氾濫し、家を流されたり畑も壊滅的な被害を受けました。
私の家はかろうじて結果的に大丈夫だったのですが、水がすぐ側まで来ているため避難する事になりました。
人生で初めて避難しました。
まさか避難するなんて思ってもいませんでした。
普段から備えをしていなかったため、「何を持っていったらいいのか?」と避難しなくてはいけない状況で混乱しました。
家には猫ちゃんが5匹もいるので猫用の分も必要です。
焦って用意したので結局ほんのわずかな物しか持ち出せませんでした。
人間用もネコ用も、持って行った食料や衣類は1日分だけでした。
幸い我が家は無事だったのですぐに帰宅する事が出来ましたが、
「あのまま全てが水に浸かってしまっていたら?」
と考えるとゾッとします。
それを機に我が家での防災意識が高まりました。
もしもの時に後悔しないように、出来る事は普段から準備しようと思ったのです。
ペットの防災グッズ 猫を飼っている我が家の場合
最悪の場合を想定してペットの防災用品は最低3カ月分は必要です。
災害時最優先されるのは人間です。
人間には食料や衣料品などの物資が早ければ3日後位から届きますが、ペットはそうとは限りません。
災害時の避難所でペットにご飯を与える為、人間用の食事の列に並んでいる人に対しての非難が多くありました。
ペットを飼っている人ならペットも家族同然ですが、飼っていない人から見ると非常識な行為なんですね。
考え方には賛否両論ありますが、愛猫家、愛犬家などからしたらとても悲しい事です。
やはり大切なペットは飼い主が守るしかありません。
環境省では災害時のペット用として「水・フードは最低5日分(できれば7日分以上が望ましい)」
となっていますが、災害の規模によってはいつペット用にご飯があたるか分かりません。
ですので災害時にも家族同然のペットにひもじい思いをさせない為に、最悪の場合を想定して最低3カ月分は用意しましょう。
非常時に全てを持ち出せないかもしれませんが、避難したとしても物資が届かない可能性もあります。
その時備蓄している場所が無事なら取りに帰ることだって出来るかもしれません。
ペット用のご飯は日持ちがするので多めに買っておいて、古いのから使って都度補充すれば良いですよね。
ペット用の防災グッズで必要な物
・ウェットフード、ドライフードなど
・食器
・療法食・薬
・首輪・リード
・ケージ、キャリーバック等
・ガムテープ(ケージの補修や他にも色々使える)
・迷子札(いなくなった時の為)
・ペットの写真(スマホの画像でも可)
・トイレ用品
・タオル、ブラシ
・おもちゃ
以上の物を用意しておけば一応安心ですね。
我が家の場合はネコなので
・使い捨てカイロ(冬の場合寒いので)
・毛布
・またたび(ストレス解消に)
も併せて用意しています。
特に洗濯ネットはネコちゃんには必要だと思います。
猫はびっくりした時などは何をするかわかりません。
突然どこかへ行ってしまって帰ってこれなくなる場合もありますので、興奮状態の時や移動時には必要だと思います。
環境省で災害時のガイドラインを紹介していますのでリンクを貼っておきます。
こちらも参考にして下さいね。
災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
ペットと一緒に避難する為に安く作れる簡易ケージを紹介
ペットと一緒に避難するためには、ペットがいなくならない様に、動物嫌いな人の為にもキャリーバックやケージが必要です。
キャリーバックは持ち運びしやすいのですが、小さいのでずっとその中にいるとペットもストレスが溜まってしまいます。
それを見ている飼い主もペットが可哀そうでストレスになりますね。
少しでも広い所にいさせてあげたいと思うのは当然だと思います。
ですが大き目のケージは頑丈で安心ですが大きいので移動が大変です。
そんな時に便利な100円ショップの商品で作れる簡易ゲージを紹介します。
ケージが高いので何とか安く出来ないか?と考えて作ったものです。
普段使いもしています。
車の中で使う時もカスタマイズ可能でとても便利だと思います。
こちらの記事に書いたので読んでみて下さい!
ペットのケージを手作りする方法!100円ショップのアレを使って災害時の対策にも!
まとめ
災害なんて起こってほしくないですが、起こってしまった時に後悔しない為にもしっかり備えをしておきたいですね。
大事なペットとずっと一緒にいられるように、災害時の防災グッズを今からでも準備してあげてほしいと思います。